後払いの詐欺
33歳、自営業の男性の例。
一般的なことなのか、無料の出会い系サイトに登録したら自動的に有料サイトにも登録されました。
当然、自分が登録した無料サイトの方を利用していましたが、女性からの返事は全然来ませんでした。
一方、無視していた有料サイトはというと、こちらは女性からのメールが何通も届いていました。
さすがに少し気になって有料サイトを覗いてみたら、やはりポイントを購入しないと利用できないようでした。
それでもひょっとしたら着信メールを開くぐらいは無料かなと思って、試しに開けてみたらポイント無しで読めました。
実際に購入していないわけですからサービスの範囲だと疑いませんでした。
調子にのって、数人に返信もしましたがそれでもポイントは不要でした。
すると一気に女性から返信が来るようになって、出会い系っぽくメール交換を楽しんでいましたが全員サクラだとわかったので途中で止めました。
そして、やっとこの段階になって自分のポイント欄がマイナス3000と表示されていることに気付きました。
何で0じゃないの?ポイント購入してないはずなのに??と不安になって、サポートにメールした所嫌な予感は的中。
「既に利用料は発生している。
規約を読んでくれ」との事。
確かに規約には「所持しているポイントを超過してサービスを利用した場合、ポイントはマイナス表示となり後払い清算でのお支払いとなります」と書いてありました。
マイナス3000ポイントで30000円の計算になるのですが払う必要はあるのでしょうか?
これは「マイナスポイントシステム」といって、ポイント制の有料サイトで多く使われている手口です。
通常であれば、利用する前に不足していることを表示して購入を促すことが当たり前です。
しかし、このシステムはマイナスを意識させないまま利用させて、突然後払いを請求するという詐欺です。
恐らく、どのユーザーも購入した覚えがなければポイントの残数など見ませんから、そこを狙っていて、最終的には脅迫めいた架空請求書を受け取ることになるのです。
しかし、この手口は完全に詐欺行為で電子消費者契約法に違反しています。
有料サービスで課金される場合は必ず事前にユーザーの確認が必要となり、自身が了解した上で有料内容を通知する必要があるのです。
この場合のように、事前に告知をせず勝手な規約を盾にするなどもっての他で、支払う義務は全くないということを覚えておいて下さい。
何度請求がきても絶対に支払らわないようにしましょう。

